Quantcast
Channel: 自転車ひとり旅★
Viewing all 1122 articles
Browse latest View live

チャリダースタッフと会津へ。

$
0
0


番組スタッフと合宿に行って来ました!!
(左:casatiのスチールロードを買っちゃった照沼女史
 真ん中:私
 右:パパになって幸せ太りしたマサ)


私は、番組を作るときには、
その世界のマニアにならねばならない、と思っています。
そこで、スタッフ全員を「強制マニア化」するべく、
ルートの下見をかねて合宿を行ったのであります。
(トルコの情勢不安定でトルコロケがなくなっちゃったので時間があるのよ…)





まず向かったのは福島県は会津若松市。
こないだ知り合ったチャリダーたちと走ろうという算段。
前日の仕事終わりで出発し夜中着。朝はゆっくりしたかったのに
「西郷頼母さんの墓参りがしたい」というマサに起こされ
朝5時に善龍寺へ…。





「頼母さんの墓参りしないと会津で仕事できない」というマサ。
そういう思いは大切だ!
…眠い上に蚊にさされまくったけど。





朝の鐘をつきに来ていた檀家さんが
「早朝から墓参りなんて感心だ!」
と、鐘をつかせてくれました。
ボーン。
良く聞くと、ふしぎな音ですね。





朝8時、チームの人たちと合流!





まずはゆるゆると、ひと山越えて猪苗代湖へ。
台風一過で空気が輝いている。
そして…





番組スタッフの照沼女史の周辺も空気が輝いていた!
「やっぱ東京の女の子はかわいいね〜」なんつって
チームの男たちのテンションはあげあげで、
みんな大興奮で照沼女史の周りをかためる。
コラー! 並走あかんでしょ!





普通は先頭にかたまるチャリダーたちが
殿軍にかたまっているので
トレインがつくれない…。





中盤にはヒルクライム。
磐梯山中腹まで、平均勾配8%くらいのキツい坂!





さすがにヒルクライムはタイムトライアルっぽくなるかと思いきや…
おじさんたちは照沼女史とのランを選択☆
おかげで私、2位でした。





地元チャリダーたちが連れてってくれたバーガー屋さん。
こちらは「八重の桜バーガー」。肉×8段重ね。
おいしくないので3枚で撃沈。
(のこり5枚はみんなが手伝ってくれた)





会津は美しい。
ここで自転車ロケしたいなあ。





会津のチームのみなさんと別れた後、
我々は裏磐梯へのぼりました。
そこで見つけた温泉がまた魅力的。





その名も「たばこ屋温泉」。
たぶん村の「何でも屋さん」が温泉宿もやってきたのでしょう。
鄙びた集落にぽつんとまざっている。
それが気張ってなくて、とても良い。





入ってビックリ。
さらりとした熱めの湯は源泉かけ流しで最高でした!
宿のご夫婦も丁寧にもてなしてくださり、
しかもお値段400円/人。
山岳95km走った疲れも吹っ飛びました!!



さて。
ここで終わらないのが我々の合宿。
次に走りたいのは八ヶ岳周辺ということで、
ここから夜通し大移動することに。
その顛末は…また明日☆



チャリダー合宿・長野編。

$
0
0



会津を出た3人は、長野をめざしておりました。
温泉に入っちゃうと、疲れがどっと出るので
みんなで交代しながら運転するも
新潟で力つきる。
新潟泊。





次の日はがんばって早朝出発し、長野県入り。
長野県佐久市で朝ごはん。
こちらは佐久の名物という「千曲うどん」。
ぺろんと1枚の薄いうどんは、ゴマだれですすると絶品!
疲れが吹っ飛んだ勢いで、きょうも長野の山岳を攻める。





今回あたらしく番組メンバーに入ったマルちゃん。
自転車はママチャリ以外乗ったことなし。
強制的に私のロケ用車両に乗ってもらい、長野を満喫してもらいます☆
「下りは最高っすね」と、堤下さんと同じコメントを連発してた。





雨上がりの八ヶ岳山麓。
この山は雨が似合う。





ビーナスライン。
意外と勾配ゆるくて楽しかった!





諏訪湖。
車を置いてみんなで一周!
湖周回サイクリングロードがあって楽しい!





サイクリングロードは舗装がまちまちなので
スピードは出せませんが、
ゆったりサイクリングにはもってこい。
恋人と走るためのルートですな☆




マサが「ぜったい寄りたい」と言うので
諏訪大社秋宮前の和菓子屋さん「新鶴」へ。
マサがぜったい買いたくて来たのに、マサ財布忘れたと落ち込む。
みんなの所持金かき集めて3000円は心細いけど
羊羹買えてマサうれしそう。
ちなみにこの羊羹、めちゃくちゃ美味!
強めの塩味のあと、小豆の香りが鼻へと抜けるぜいたくな逸品です。
超おすすめ。





かわいい和菓子も絶品でした。





諏訪大社。雨が近づいていたので鳥居を拝んで帰路につく。





お昼ごはんは
諏訪湖の東の激坂(15%くらい)をのぼったところにある
そば屋さん「登美(とみ)」。
感動の眺めです。
蕎麦もなかなかのお味でした。





最後は豪雨に降られてジ・エンド!!
降られちゃったら笑うしかありません。
マサに「羊羹買ってたからだよ」とからかったら、本気にして
「そんなこと言われても!」と怒っちゃった。
マジメすぎるぜ、マサ…


次はマサをもっとアホにする合宿をしましょう☆









冬のこと。

$
0
0



私は「匂い」にとても敏感で、
人を匂いで識別しているふしがあります。
好きな匂いの人もあれば、苦手な匂いの人もいる。
匂いで人の性格を判断したりもします。

ひとの服からはその人の家の匂いがして、
これは家の造りや生活感が見て取れるので、けっこう楽しかったりします。
そうなると、香水などはもってのほかで、
その人の匂いが分からないだけでなく、
刺激が強すぎて一日クシャミが止まらなくなったりもします。
まったく迷惑な話なのです。



きょねんの冬の日。
いつものように深夜過ぎまで仕事して、寒い手をこすりながら帰宅したときのこと。


マンションの玄関をあけると、すさまじい匂いが鼻を突いた。
私の最も嫌いな匂い。
殺意が芽生える。雑巾の生乾きの匂いか、生ゴミの匂いか?



視線の端に異物をとらえる。
集合ポスト前のスペースに、ひとかたまりの布が丸まっていた。
ぼろぼろでシミだらけの布。
それは、人だった。
私は反射的に叫んだ。
「何をしてるんだよ、出て行け!」


ぼろ布をまとったおじさんが、はっと顔を上げ力なく出て行くのを見送った。
小さな小さな後ろ姿が、匂いを引き連れて出て行った。


部屋に帰ったころ、私は
取り返しのつかないことをした思いに駆られはじめた。
せめてあと2時間、日が昇るまで、
管理員が来て追い出されるまでの時間、
寒さから身を守らせてあげるべきだったのではないか。
マンションの入り口に避難するとは、よほど思い切らないと出来ないことだろう。
最後の逃げ場からも追い出されたのだ。
それも、私によって!

………


あれから毎日、マンションの玄関を開けるたびに、
あのときのおじさんの小さな背中を思い出す。
あの厳寒の日の、すさまじい匂いとともに。

たずね人。。

$
0
0


ある駅のちかくに「伝説の人」がいると聞き、
やってきたのは〇〇駅(どこかはヒミツ)。
手元にある情報は
「〇〇駅から徒歩10分、〇〇区側に
 引退した今でも工房を持っている」
というものだけ。

地図を見れば、その条件に合うのは
目的の駅周辺の2キロ×500mほどの範囲。
しらみつぶしに探せば探し当てるかも!
と思って自転車でやって来たのだが…


住宅街をウロウロ走りながら、工房っぽい建物はすべてチェック。
しかし、当たりをつけた道をぜんぶ走っても見つからない。
昔から住んでいそうな人を見つけては、手当り次第に聞いてみる。





50年前からやっているという氷屋さん。
店内には町内の祭りの写真とか飾られていて、
これは町内に詳しそうだ! …と思ったのだが
「そんな人聞いたことねえなあ〜」

………

かき氷を食べているうちに、大粒の雨が降り出した。
「去年まで100円でやってたけど、ついに値上げしたんだ」
原材料費の高騰をなげくご主人。
私も嘆く。たずね人が見つからないので。。





大雨に降られ、3時間かけて住宅街を15キロ走ったけど、
けっきょく伝説の人は見つからなかった。
100mおきに人に聞いたり、交番でも探してもらったけど、
ダメでした。


伝説の人よ、どこいった??

初ヤビツアタック。

$
0
0


自転車仲間、番組スタッフと
ヤビツ峠に行って来ました!

ヤビツ峠は神奈川県秦野市の北にある「自転車乗りの聖地」。
ここのタイムが知られると、その人の能力が一発でバレてしまうという
超有名な峠道なのです。
そのくせワタシは一度ぼんやり登ったことがあるだけで、
正式なタイムアタックは初めて。
ちょっと緊張いたしました。


スタートは麓のデイリーストアから。
距離10km、平均勾配6%は高速コース。
スタート直後はトップにくっついて順調に走り出しましたが、
登りがキツくなるところでまさかのチェーン落ち(初)。。30秒のロス。
これで焦って、ペースを上げてしまったのがいけませんでした。
後半はグダグダで、タイムは35分25秒。
速い人は26分で登るらしいです。
「チェーンさえ落ちなければ…」と思いがちですが、
それがなくてもタイムは変わらなかったでしょうね。


毎度のことながら、タイムは出なくても
滝のような汗をなでる山風の気持ちいいこと!
坂バカといえども、下りもきっちり楽しませて頂きましたとさ☆


むむ! 近いうちにもう一回リベンジするぞ!!


読んでね「自転車人」。

$
0
0


本日発売「自転車人」夏号。
青木崇高くんとのタンザニア旅の記事を
がっつりカラー4ページで載せていただきました!!


文章と写真は私です。
こういう文章は書き慣れないものですから、
アフリカでの旅の空気感を
お楽しみいただけると良いのですが…


もちろん立ち読みでも結構ですので、
ご覧頂けたら嬉しいです!
さらに買っていただいて、
巻末のハガキで面白かった記事を書いて投稿していただけたら
もっと嬉しいです!!
(また書かせてもらえるかも…?)



もちろん「面白くなかった」と書いていただいてもOKです。
ご意見お待ちしております☆

ロケ。

$
0
0


このお二人が分かる方は、
相当な自転車好きか、
「チャリダー★」のマニアかどちらかですね。
「日本一の坂バカ」森本誠師匠(右)と
同じプロチームで活躍している澤田賢匠さん(左)です。


このお二人と、とある坂バカの男が走るところを撮影しました。
もちろん私も自転車で追走。
澤田さんがジョカトーレを見て「めっちゃ金かかってるバイクだ…」とつぶやいてましたが、
やっぱり足に見合うバイクに乗らなあきまへんね。
もちろん仕事柄、あらゆるパーツのメンテナンスができないといけないので
現在のパーツ構成になったのですが。

もっと速くならないとね!!



↓てなわけで、スタッフとロケハン兼トレーニングの図。
 ロケハンなのでゆるめの格好でね★


行けるのかトルコ!?

$
0
0
情勢悪化していたトルコが落ち着いて来たので、
行けることになりそうです。
自転車探検部の10作目です。

期間は8月中旬から。
あらら、チェコから帰ったあの男の舞台と重なっちまってるわ…
どれだけ大きくなって帰って来たか、この目で確かめたかったのだけれど。
また東京さ来てけれ!



さて、トルコの話。
行くのはこの人!




山陽さんです。

ブータン、インドネシアに続いて3度目の旅ですね。




ブータンでは「ブータン人かと思った」と言われ。




インドネシアではどの村へ行っても大人気。

2つとも、番組としては最高の出来でした。
あんな番組2度とできない、と思うくらい。


山陽さんは、人を上や下から見ることがない。
人を肩書きで判断することがないのです。
これはなかなか出来ることではありませんね。
貧しい人を見て「かわいそう」と思うのは、上からの目線。
かわいそう、とも思わず、その人のあるがままを見る。
これは「持てる者」には決してできない思考でしょう。




今回もまた、観光地などまったく見当たらない方向に旅します。
(個人的にはカッパドキアに行きたかったのだけど…)
何があるのか、調べても何も出て来ません。
はてさて、どうなることやら…


と、その前に、明日からの別番組の東北ロケをがんばらなくちゃ☆

いちばん美しい自転車。

$
0
0


電動ママチャリのおばあちゃん。
おばあちゃんにとってママチャリは大切な足で、
その大切さは「私にとってのロードバイクの大切さ」の比ではない。


海外に行くと、よく問われる。
「なぜわざわざ自転車で旅するのさ?」
自転車は生活の糧であり、仕事に欠かせない道具であり、足である。
それはたいてい、数十年の時を経て錆び付いて、
しかし丁寧に磨かれ大切にされて来た自転車。


スポーツとしての自転車はすばらしく美しい。
しかし、生活の足として乗っている人が、いちばん美しい。
そう思いながら、スポーツ自転車の番組を全力で作っています。

ケーブル考察。

$
0
0



探して探して、やっとみつけた「NOKON」のケーブル。
「圧倒的に引きが軽い」というインプレが世に溢れかえっているし、
アルミ製のビーズをつなぎあわせた見た目はインパクト大。
そんなNOKONのケーブルをとりつけて走ること半年、
最初は軽かったシフトチェンジが
耐えられないほど重くなってきた。


これはディレーラーかシフトレバーの故障か? と思い
ある自転車店に駆け込んだ。
こだわりあるご主人がやってることで有名な店。
私は仕事柄、自分であらゆるバイクをメンテナンスできないといけないので、
基本的にはお店はパーツを買うだけの場である。
しかしこの店にお世話になってみたいと思っていたので
高価なパーツ交換が発生しそうな折りをみて、店に伺ったわけだ。


開口一番、ご主人はこう切り出す。
「まさかNOKONが軽い、なんて思ってたわけじゃないですよね?」

私は「うっ」と言葉に詰まる。
軽いと信じて買ったし、今の今までNOKONが原因とは思ってもいなかった。

「NOKONは引きが重いですよ。軽いなんてのは、まあ都市伝説ですね。
 そんな都市伝説を信じて買うヤツがバカなんですよ。
 モノの善し悪しは自分で判断しないと」

たしかにNOKONが重さの原因とは思いもよらず、
シフトレバーかディレーラーが原因と思い込んでいた。
でも、それを自分で判断できるようになるのは
こうした「失敗」をした後の話でしょう。


店主、さらに続ける。
「それに普段はこの店で買わないで、こうして知識だけをタダでもらいに来て
 うまい汁を吸おうっていうのはちょっとねえ…」


なんと狭量なことよ。
昔、ビックリマンチョコを他のお菓子と抱き合わせで売ってた駄菓子屋のケチさを思い出した。
私はとても残念だった。
この店には二度と来まい、と思って、丁寧にお店を辞した。


通いたい店を探すのも、骨なものだ。

50%!

$
0
0


「チャリダー★」では、竹谷賢二さんというスペシャリストに
走り方、フォームなどを教えて頂く構成になっています。

お気づきの方も多いと思いますが、
フォームや走り方はそもそも人によって千差万別で良いはずだし、
世の中にはいろんな走法を提案なさる方がいます。


とにかくあらゆる走法を体感して、それぞれがどう違うのかを知っておかねばならない!
てなわけで、今日もあるスタジオでフォーム診断を受けてきました。


「50%の力を損してますね」だって。


このコーチも竹谷さんの意見と微妙に違うところがある。
そこを体験し、どちらの論がどんな人に効用があるのかを考えること。
その上でしか番組はつくれません。
今日から直されたフォームで走ってみなくちゃ!


本当に50%だとしたら…1年後にはウルトラ速くなってるはず☆

修学旅行?

$
0
0
おとなの修学旅行に行って来ました!!




なんちて。
番組名は明かせませんが、これはロケ前夜の一幕。
ロケで大部屋に泊まることなんてあまりないのですが、
この日は観光シーズンで満室のためやむなく…
もちろん「やむなく」枕投げしました☆




ロケ当日。
あたらしく番組スタッフになったモエちゃんと
標高1600mにかかる虹。
真夏なのに寒すぎて、100均で買ったカッパが大活躍。
それでも唇青くなっちゃったけど…




私のそばにずっといて、
私の動きを一日見ていた新ディレクターのマサ。
むふふ、サーカスを見てるような気分だったでしょ?
慣れればサーカスの一員になれるよ。




まる一日走り切った充実感が背中に漂っております。





高地にはもう秋がやって来ていました。

軽量化信仰。

$
0
0


番組でGOKISOホイールを取材するまで、
私も軽量化信仰者の一人でした。

その後いろんな方に取材してみると、
軽量パーツは効果ナシと主張する方が意外と多い。
逆に強度を上げてエネルギー効率を良くする方が
軽量化の恩恵を軽く超えるそうです。


ペダルを漕いでいて、
強度不足によってどれだけ力が逃げているかを知るのは大変です。
でも、バイクが100g軽くなったことは容易に体感できます。
だから私も簡単に軽量化の流れにノリノリだったのです。
分かりやすいから。


速くなりたいのか。
それともバイクを持った時に「軽いぜ!」と思いたいのか。
目的をきちんと見定めなくちゃね。
(もちろん後者も悪いことではありません。テンションは確実に上がるから)




(↑シートポスト1本7万円…2ヶ月昼メシを抜いた結晶がお蔵入りに。
  白い紙つけて神棚にでも飾ろうかな)



これからは、強度十分なパーツを取っ替え引っ替えして
楽しむことにしましょう☆
(強度が十分かどうかは結局使わないと分からないんだけど…)

悩み多き日々ザマス。

$
0
0


おフランスに来ているザマス。
なんちて。
こちらは長野県、高原の風を感じる素敵なところです。



最近「チームD」のようなものができまして、
私が現場で最年長、みたいな若いチームでやっているのですが……
大変ですね。
人を育てるのって。





彼らを信頼しなければいけない。
かといって、このまま取材に行かせれば失敗するのは目に見えている。
じゃあどうする?

そんな問いがずっと頭を占拠しています。



高原の湖でブヨに刺されて腫れ上がった足をさすりながら
考えること。
(痛すぎて歩けません…新種のブヨでしょうか?)


行ってきます!!

$
0
0



昨晩まで新番組のおしごと。
今日一日で海外ロケの準備。
まだパスポートすら用意してません。
いつもこうなんだけど、そろそろ改善されないもんかのう。。


私の留守中には「TOUGE 福島編」が放送されます。
8月18日(日)から4週連続です。
BS日テレで、夜9時54分から(5分間)。

今回はめちゃくちゃかっこ良く出来ました。
絶景ですし、ちょっと面白い映像も流れますので
ぜひ見て下さい!


さあ、自転車探検部10作品目の旅へ。
恐ろしいことに、今回はルートどころかゴールも決まっていません。
嗅覚ピンピンで行くしかないですね。

明日は朝6時出発&とんでイスタンブールです☆



イスタンブール。

$
0
0



フライトは乗り換え込みで20時間、
今回の旅の出発地、イスタンブールに到着。
ずっと憧れていた場所。
ブルーモスクがオリエントの香りを強烈に放っている。
ああ、来ちゃった。




モスクの前にある石塔は、なんと3500年前のもの!
1600年前に、エジプト征服記念にここに持って来たそうです。
なんとまあ…。



で、恒例の自転車店を開業。
今回もディスクブレーキ仕様のMTBと、撮影車の2台。
タンザニアでは4時間かかった組み立ても、
今回は2時間で完了!
そして撮影機材をチェック&スタンバイし、
8本持って来たレンズをすべて丁寧に磨く。
良い旅になるようにと、願いを込めて。


明日は朝5時出発!
ていうか、あと3時間後じゃん…☆


荘厳。

$
0
0


宗教画のようだ。
人里離れた山奥で繰り広げられた光景を目の当たりにして、
山陽さんはそう言った。


そんな荘厳な光景を、あやうく撮らずに立ち去るところだった私は、
あれからずっと反省している。
「乳搾りか。別に撮らなくてもいいや」と
先入観で物事を判断した自分が不甲斐ない。


その宗教画のような、あまりにも美しい光景が、
今も頭から離れない。

トルコも盆休み。

$
0
0


坂道は勾配15%以上。
午後は毎日、強烈な向かい風。
山陽さんが必死にペダルを踏む姿は、
なぜか撮影しながら笑ってしまう楽しさがあります。


トルコの夏休みは4ヶ月と長く、
とりわけ今の時期は里帰りの季節のようです。
聞くところによると、田舎の村の人口は
普段20人→この時期200人
となるらしい。
まさに盆休み。
村に住む人たちは、親戚のお世話でてんやわんや。
祭りじゃなくても、お祭りのようです。


村で出会ったこどもたち。
「学校は好き?」と聞くと、「大好き」と答える。
学校に行かない子は、働かなくてはいけないからです。
好きな居場所にいる子どもたちの未来は、きっと輝いているでしょうね。


ゴールまであと80km。
明日中に着くかな…?


ゴールしたよ!

$
0
0


ゴールしました!

今回は最強に難しい旅でした。
なぜなら、トルコの見所は東部に集中していて、
今回の「イスタンブール→ブルガリア国境」と西へ向かうルートには
伝統工芸品も、芸能も、美しい街も、
な〜んにもないからなのです。
だからこそ、これまでテレビの取材が入っていない場所だということで
心を燃やして行ったのですが………取材が入っていない理由がよくわかりました。
本当に何にもなかったから。

現地の通訳さんは50代の超ベテランなのですが、
そんな彼女でも行ったことのない場所ばかり。
まさに全員で毎日「今日はどうしよう?」から始まる旅でした。





で、私と山陽さんがはじき出した方針は、
「現地の人に誘われた方向に行ってみる」。
あの街はいいぞ、と言われたら、とりあえず行ってみました。

するとどうでしょう!

ゴールがどんどん遠ざかって行くではありませんか!



…そんなわけで、超難しい旅でした。
なんとか予定の倍の距離を走り、ようやくゴール。
ゴールで見た夕日が、目にしみました。



放送は…10月かな?
結果的な撮れ高は……むふふ。
お楽しみにっっっっっ!!


トルコの男たち…

$
0
0



トルコの街を歩くと、
執拗に声をかけてくる男たちがいます。
しぐさが女性的で、なげかける視線は情熱的。
どうやらあちらの方のようです。
私、こんなに男性に声をかけられた旅は初めてです。


呼び止められてお世話になった床屋のイケメンお兄ちゃんも、
ちょっぴりあちら側っぽい。
山陽さんがヒゲをあたってもらった後、
誘われるがままに私も髭剃り。





このお兄ちゃん、なんと16歳!
12歳から修行を始めて、今では一人前の床屋さん。
ヒゲをあたってもらい、1人5トルコリラ(250円)。
手つきはすさまじく美しかった。



……さて、トルコでモテモテだったお話は夢の跡。
帰国後どっぷり2日間、記憶がありません。
おはようございます。編集開始です☆


Viewing all 1122 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>